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2007年2月27日 (火曜日)

♪文書を磨く♪ワンポイント 【作文編①】

さて問題です。子どもが工場見学から帰ってきました。

「どうだった?」「ああ、おもしろかったよ」or「べつに」

これで会話、終わっちゃいますか?

慣れた間柄だと、内容を聞かなくても生返事できちゃいますよね。というか、家族どうしだとむしろ、「聞かなくても想像しろよ。」といった心理的な依存があるので、少しぐらいおもしろいことがあっても積極的に話そうとしない場合があります。そんなとき、突拍子もない質問をされると惰性での生返事はきかなくなり、いきなり思考回路のスイッチがONになることがあります。

「どんなニオイした?」「やかましかった?」

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慣れないうちは、一瞬固まって「なにいってんの?」「 ばかじゃないの。」と言われて終わりになるかもしれません。しかし、このひと言を投げかけておくことが、子どもの作文上達の第一歩なのです。たとえその場の返答は「なにいってんの。」「べつにふつう。」で終わったとしても、におい? 音? と、心のなかで必ず立ち止まって考えるからです。

人は「どうだった?」と尋ねられると一般的に、①何を見てきたのかを視覚的に説明しようとする、②状況を時系列で説明する、のどちらかに大別されます。

作文のスキルとしては、②のやり方でおもしろく読ませようとすると、かなり高い文章力が要求されることが想像できるでしょう。平均的な小学生の文章力であれば、「今日は工場見学で、△△に行きました。○○しているところが、□□みたいで、とてもおもしろかったです。それからお昼を××で食べて帰りました。帰りのバスの中では……」――添削作例の見本のような文章となります。

そこで①に挑戦させ、「一番びっくりしたときに見えていたことを、書き出しに持ってきてごらん。」と言うと、俄然おもしろみが出てきます。

「丸いプレートが、つぎつぎとまっ赤なペンキの中にカタンカタンと落ちていくのです。××工場の△番ルームでの様子です。」

これを、においの描写で書き出すことができたら、さらにユニークな作品に仕上がるでしょう。

なぜなら、多くの読み手は、“時間”と“視覚”以外の感じ方にほとんど慣らされていないからです。【意外性⇒ユニーク】

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コメント

はじめまして。子どもの作文を指導してくれるところを探し、「鎌倉工文舎」で検索していたらたどりつきました。作文の指導をされているとのこと。工文舎でお仕事されているんですか?実は私は工文舎で少しの間仕事をしていました。
事務所の開設を予定されているそうですが、私も業種は違いますが、事業所開設の準備中です。何かご縁がありそうで・・・
 初対面?で不躾ですが、息子の作文の指導なんてしていただけないでしょうか。もちろん通信で・・

投稿: 奎・Kei | 2007年3月 3日 (土曜日) 14時02分

奎・Keiさん、こんにちは。ブログも拝見しました。きれいなブログですね!
会社設立のことは、私も合格後のいまになって必死で勉強中です。今後も、ブログを通じていろいろと情報交換させていただけたらと思います。

はい。鎌倉工文舎経由で添削の仕事をしております。息子さんの添削の件、別途メールにてお返事しますね。

投稿: katsu-kei | 2007年3月 3日 (土曜日) 17時18分

今仕事として取り組んでいることのほかに、「書くこと」についても、すこし勉強しています。でも、どんなふうに関わっていったらいいか、迷っています。これからも、お邪魔しますね。

投稿: 奎・Kei | 2007年3月 3日 (土曜日) 18時34分

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